2010年11月14日日曜日

ファイルサーバーのファイル転送速度を測定-2

前回の測定結果(No.1,2,3)を踏まえ、バックアップ用のサーバーを導入。
ファイルサーバーからバックアップ用サーバーへの転送速度を測定した(No.4)。

No.WriteReadサーバーネットワークアダプタ備考
138.0Mbps57.9MbpsネットワークHD100base-TX既存の2~3万円のHD
2
99.4Mbps152.0MbpsLinux/Samba1000base-TLinuxのSambaファイルサーバー
3
277.9Mbps449.0Mbps--参考に自身(バックアップ元サーバー)のHDへの接続速度を測定
4233.5Mbps256.1MbpsLinux/Samba1000base-THP ProLiant Microserver
転送元は全てファイルサーバー(ロジテックLHD-NAS400W、1000base-t)

測定ソフト
Lan Speed Test v1.1.3(Totusoft.com

測定環境
全ての機器をギガビットスイッチングハブ(DELL Power Connect 2748)を介して接続、測定ソフトにより、100Mbのファイルを指定したサーバーの任意のフォルダに書き込み、読み込みして時間を測定。

ROBOCOPYコマンドで実際にファイルをバックアップした際の転送速度

(ロジテックLHD-NAS400W(Windows Storage Server2003)からHP ProLiang Microserver(Linux/Samba3.0)にファイルをコピー)

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Total Copied Skipped Mismatch FAILED Extras
Dirs : 10452 10451 1 0 0 0
Files : 79696 79696 0 0 0 0
Bytes : 40.406 g 40.406 g 0 0 0 0
Times : 1:24:51 1:09:01 0:00:00 0:15:49

Speed : 10475145 Bytes/sec.
Speed : 599.392 MegaBytes/min

約10MBytes/secの転送速度が得られた。


 
 

2010年11月13日土曜日

HP ProLiant MicroServer + CentOS5.5

ファイルサーバーのデータバックアップ用にHP ProLiant MicroServerをHP Directplusで購入。
本体 35,700円
SATA DVD/RWドライブ 5,250円
HP 2GB 2Rx8 PC3-10600E-9 メモリキット 9,450円
配送料 3,150円
合計 53,350円

OSは付属していないのでCentOS5.5 x86-64をダウンロード、インストールし、付属のsamba3.0.33を使ってファイルサーバーのバックアップ用のWindowsファイルサーバーを構築した。
CentOSのインストールについては特に問題無し。
導入の第一の目的がファイルバックアップ用のsambaサーバーなのでsamba以外はあまり検証していないがCentOS5.5の動作もいまのところ問題無い。

「HP ProLiant MicroServerはフルカスタマイズCTO対応製品ではありません。」
ということでオプションのDVD/RWドライブ、メモリを注文すると箱に入った製品が送られてくる。
それを組み込むときにマザーボードに接続してあるケーブルを一旦外さないとマザーボードが引出せない。また、マザーボードはTRXねじで留めてあり、硬くて手で外れない場合専用のレンチが必要なのだが、それがケースの蓋の裏に付属しているのに気づくのに時間がかかり少し手間取る。

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